2007年7月アーカイブ

妊娠線と同様、妊娠中の女性を悩ませることの多い静脈瘤。
妊娠線は一度できてしまったら以前と同じ皮膚の状態に戻すことはできませんが、静脈瘤も一度罹って悪化してしまったら、治すのはなかなか厄介です。
比較的症状が軽い場合は、圧迫療法という温存療法で対処します。
静脈瘤の治療には、多くの場合では医療用ストッキングを穿くことで患部を圧迫する方法が取られています。
これは、足の血管に血液が滞るのを改善しようとするもの。
この方法では全身の血行も改善されるため、おなかの赤ちゃんにとっても良い方法だということがわかっています。
静脈瘤が悪化するとレーザー治療や手術という選択肢も出てきます。
しかし、それはあくまでも出産後のこと。
妊娠中に手術というのはリスクを考えても行うことは難しいので、やはりできるだけの事前の予防が大切になってくるのです。
そのあたりも妊娠線と静脈瘤の共通点だと言えるでしょう。

妊娠線は妊娠した場合に大変多くの人が経験する症状です。
静脈瘤も妊娠線ほど多くはありませんが、やはり妊娠をきっかけに発症するケースの多い病気として知られています。
静脈瘤の症状が酷くなる人は妊婦さんの5%程度だと言われていますが、軽症のために発症していることに気がつかなかったり
産後軽快するものを含めると、全体の半数以上の妊婦さんが静脈瘤を経験するとも言われています。
静脈瘤も妊娠線と同様に、できやすい体質があると考えられています。
そもそも静脈瘤は妊娠線同様、圧倒的に女性に多い症状です。
そして、静脈瘤を発症する人は、親や姉妹も同じように発症しているケースが多いため、生活スタイルや遺伝的な要因が大きいのではないかと考えられています。
また年齢と共に静脈瘤の発症率は高くなり、進行しやすくなるというデータもあります。
一般的に妊娠がきっかけとなって発症する静脈瘤ですが、特に2回目以降の妊娠で悪化するケースが多いというのも特徴です。

妊娠中の女性を悩ませることの多い妊娠線と静脈瘤。
妊娠線も静脈瘤も、主に見た目を気にされる女性が多いのですが、不快な症状を伴うことが多々あります。
血管が浮き上がって見えるという外的な症状のほかに、比較的症状の軽い場合の静脈瘤でも足がむくんだりだるくなったり疲れやすくなったりするケースが多く見られます。
また静脈瘤は痛みを伴うこともあります。
足が熱く感じたり夜中や歩いているときに痙攣を起こしたりすることも多く、これらは本当に辛いものです。
静脈瘤の症状が重くなってくると、痛みも激しいものとなったり安静が必要なケースもあります。
特に下腹部に静脈瘤ができた場合、トイレや出産時に大量出血を起こす恐れがあり、これを放置するのはとても危険です。
妊娠線も静脈瘤も、予防できればそれに越したことはありませんが、もしも不快な症状を伴う静脈瘤ができてしまった場合は、躊躇せず医師からの指示を仰ぐことが大切です。

静脈瘤は妊娠線と同じように、妊娠がきっかけになって起こることの多い症状です。
女性に罹る人が多いというのも静脈瘤と妊娠線との共通点です。
静脈瘤は足の血行が悪くなり、溜まった血液で血管がコブのように膨らんでできる病気ですが、妊娠と静脈瘤を起こす血行不良との間には密接な関係があります。
妊娠中は子宮が大きくなるため、常時子宮周辺の血管を圧迫した状態が続いています。
また妊娠中は子宮や骨盤内に血液が滞りがちです。
そのため、妊娠中の女性は、下半身の血行が慢性的に悪い状態になっているのです。
その上、妊娠中はホルモンのバランスも変化し、血管が拡張しやすい状態になっているといいます。
妊娠中に血行不良となり、静脈瘤ができやすいというのはこのためなのです。
静脈瘤は治りにくく、適切な処置をしなければ一度治ったように見えても再発しやすい病気です。
妊娠線同様、まずは予防を心がけたいものです。

静脈瘤は下肢静脈瘤とも呼ばれ、妊娠線と同じように妊娠中に起こりやすいトラブルです。
静脈瘤は血液循環が悪くなって足(下肢)の表面の静脈が膨らみ、コブのようになってしまったものを言いますが、多くの場合では血管が浮き上がったような感じに見えるのが特徴です。
これが重症になると、皮膚に色素沈着を起こしたり、潰瘍ができて皮膚が破れて出血を起こすこともあります。
静脈瘤は直接生命に関わるような病気ではないのですが、罹ってしまうとなかなかに辛く、妊娠線と同じように女性にとって健康面と美容面の両方で気になる症状と言えそうです。
症状が軽かった場合は、静脈瘤が出産後にいつの間にか治っていたという声も時折聞かれますが、基本的に放置して静脈瘤が自然に治癒するということはありません。
静脈瘤は比較的治りにくい病気なので、妊娠線と同様、日ごろからの予防が大切です。

妊娠線ができてしまうと多くの場合でかゆみを伴って、これが辛いと感じる方も多いでしょう。
妊娠線がかゆくなる原因は、妊娠中のホルモンバランスの崩れだと言われています。
他に、妊娠に伴う皮膚の状態の変化や、内臓への負担にもかゆみの原因があるようです。
かゆみが出た場合はなるべく刺激の少ない衣類を着用したり、乾燥の原因を防ぐためのケアが必要ですが、あまりにかゆみが酷いときや長く続くときは、迷わず医師に相談し、適切な薬を処方してもらうことをおすすめします。
妊娠線ができてしまった後ではなく、妊娠線ができそうな箇所がかゆくなる場合もあります。
その場合は要注意。
妊娠線ができてしまわないように保湿クリームでケアし、なるべく乾燥を避けるように気を配ります。
くれぐれもかき壊してしまわないように注意しましょう。

妊娠線や肉割れができるのには、その人の体質にも関係していると考えられていますが、実際にできる時期にも個人差があります。
一般的に妊娠線ができる時期は、7ヶ月頃からだと言われています。
しかし、つわりが収まって安定期に入る5~6ヶ月頃から早々に妊娠線ができてしまう場合もあります。
また逆に、9ヶ月まではまったく肉割れができていなかったのに、臨月になった頃に一気に妊娠線が広がってしまったというケースもよく聞かれます。
妊娠線がおなかの底にできた場合にはすぐに見つけられないため、かなり酷くなるまで気づかなかったり、太ももや時にはふくらはぎに肉割れができてしまうケースでは、そこまではケアしてなかったためにいつからできていたのかわからない、といったケースも目立つようです。
小柄な人が大きなおなかになった場合にも妊娠線や肉割れができやすいので、妊娠前期からケアしておくことが大切です。

妊娠線や肉割れとセルライトとは混同されることが多いのですが、それは実際にいくつかの共通点があるからでしょう。
セルライトは太ももやヒップにできることが多く、妊娠線や肉割れができやすい場所とも一致しています。
そして、妊娠線や肉割れ、セルライトは一旦できてしまうと、その跡はなかなか綺麗にはならないという共通点もあります。
妊娠線や肉割れは、時間と共に目立たなくはなりますが、完全に消えてなくなるということはありません。
一方セルライトのほうは、脂肪の細胞が固まってしまうことでさらに血行が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなるという悪循環で、正しいケアをしないとどんどん酷くなってしまいます。
妊娠線も肉割れもセルライトも、予防こそが一番の対応策だという点も共通点だと言えるでしょう。

妊娠線や肉割れと混同されやすいものにセルライトがあります。
セルライトも太ってしまったときにできやすく、皮膚のトラブルとして多くの人が悩まされるものですが、そのメカニズムは妊娠線や肉割れとは根本的に違っています。
妊娠線や肉割れは引き伸ばされた皮膚の皮下組織にひび割れができてしまったものですが、セルライトは脂肪の細胞自体が肥大化してしまい、さらにそこに老廃物が付着してしまったもので、その原因は新陳代謝の衰えや血行不良にあると言われています。
妊娠線・肉割れとセルライトは見た目も違っています。
妊娠線や肉割れは皮膚の表面に赤紫の縦すじがいくつも走った状態になりますが、セルライトは皮膚表面が「オレンジピール」と呼ばれるようなボコボコした感じになります。

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